博士になりたい重度自閉症「はかせ」の日記

「はかせ」はタイ プーケット島 で2005年7月に生まれ3歳の時に自閉症と診断された。2012年11月に母のふるさと北海道に来た。話せないし、文字を書けないけど 文字盤で伝えることは出来るので日記を書こうと思った。(母記)

2023年2月2日(木曜日)

こおりが はっている いけ まで さんぽ しました。

ほんとうに きれいで はかせは うっとりと みていました。

ほかの ともだちが いいました。

とても きれいで おなかに いたときを おもいだしたよ。

おかあさんが さむくて ホッカイロで からだを あたためて

ひっしに あたためて ほんとに たいへん だったけど

うまれたとき には ほんとうに よろこんでいて

おはなし できるひを たのしみに して いました。

おはなしが いま できないから くやしい

って いつも はかせに いいます。

おかあさんと はなせる はかせが うらやましい

と いいます。

おともだちが いいます。

おひるの おべんとう 

おかあさんが つくる はかせの べんとうが おいしそうで いいね って。 

おなじ おかあさんでも 

おとなの じじょうで おべんとう つくれなかったり

いろいろと うるおいが ばを なごませたり

なんだか おやの つごうで おいまわされたり

おやのつごうで 

ほんとうに ともだちの おかれてる かんきょうが ちがって いるんだと しりました。

はかせは おかあさんが おかあさんで よかったです。

きょうの さんぽで はかせも むかしを おもいだしました。

おなかのなかで きこえていた

おかあさんが いう あいたい という こえ。

うまれて おかあさんが あえてうれしかった。 と いいました。

ほんとうに あえて うれしかったのは はかせです。

にほんで とおいくに ですが (神様のところから)

おはなし いつも きいていたから ほっと しました。