博士になりたい重度自閉症「はかせ」の日記

「はかせ」はタイ プーケット島 で2005年7月に生まれ3歳の時に自閉症と診断された。2012年11月に母のふるさと北海道に来た。話せないし、文字を書けないけど 文字盤で伝えることは出来るので日記を書こうと思った。(母記)

2023年9月22日(金曜日)山に行って気づいた

はかせの きぼうで やまに いきました。

(ロープウェイが)こんで いました。

はかせは しせんが きになり

はきけが でるくらい でした。

ほとんどの ひとに みられている かんじが しました。

だから(ロープウェイを)おりた ときに 

ひとの いない ところに いきたかった のです。

おかあさんに ついて いきつつも 

おこないを みられて いるように おもって おちつか なかった です。

はしり だそう にも ほんとうに やま だから きけん と 

かあさんに きつく とめられ ました。

はかせの ことを ちがう くにの ひとが みて

へんな ひとが いる と はなして いたし

ほんとうに つらく なりました。

でも なんとか おりて こられた のは

かあさんが いろいろ はなし かけて くれたから なのです。

やまは とても きれい でした。

ほかの ひに また いきたい です。

 

はかせの ことを みるひとが いるのは とうぜん と かあさんが いいます。

ペットボトルを まわして いたり

きゅうに はしりだそうと したり

そういう こうどうが ちゅうもく されるんだ と

おいかぜの ことを おもいだし ました。

はかせは いい かあさんで よかったと おもいます。

はなしを きいて くれてた ので やまで きづきが ありました。

はかせの こうどうは ちゅうもく されます。

ひまなひとが みてしまいます。

それは しかたない ことです。

ともだちも そうです。

ともだちが へんなこと していたら はかせも きになります。

そういうこと でした。

かあさんは むりやりでも やめさせる ことは ないから

わかりません でした。

かあさんと がっこうの ぎょうじは はかせを じゆうに させて くれたから

しらなかった のです。

ほかのひとの しせん

いい たいけんで ふきげんに なりそう でしたが

はたらく ともだちも はかせと おなじこと いって います。

ほんとうが かかわった ひとにしか わからない のです。

ひかく されても とまどう だけで かいけつ しません。

かあさんと はなしている ことで かいけつ したり します。

あまり きづつかないと おもう いいかたで いうので

OKです。

 

おわり