博士になりたい重度自閉症「はかせ」の日記

「はかせ」はタイ プーケット島 で2005年7月に生まれ3歳の時に自閉症と診断された。2012年11月に母のふるさと北海道に来た。話せないし、文字を書けないけど 文字盤で伝えることは出来るので日記を書こうと思った。(母記)

2023年9月23日(土曜日)山に行って気づいた つづき

はかせ ほとんど いい かんきょうで せいかつ しています。

おとなたちが いろいろ かんがえて くれて

こうい が いっぱいで 

おやたちの こい まっすぐな しえんで

ついつい あまえている はかせに きづき ました。

 

きのうの ロープウェイでの できごとで わかった のです。

おやと がっこうの ぎょうじで でかける ときに

てを つないで いたり やさしく サポートして もらい

きが つかなかった のです。

そううんきょう(層雲峡)の くろだけ(黒岳)ほんとうに きれい でした。

かあさんに つれて いって もらい よい けいけんが できました。

ふらふらと てを うごかしたり

PETボトルを まわしたり

はかせの うごきを みる ひとが 

たくさん わらっている ように みえました。

おかあさんは きにせずに いてくれる から

ひやかしに きづかなくて 

おとなたちが いいました。

バカ といい とうめで みて バカまるだし と いい

こわかったです。

おかあさんが いたから がまん できましたが

おおぜいが そう おもって いると おもい つらく なって いました。

おうえんの こえは はかせに きこえなくて

ほんとうに こどくに なりました。

かあさんと はなして いると おちついて きました。

ひかりの つよい かあさん だから

はかせを あんしん させて くれて いました。

はしって しまいそうに なった ときも

きけん だから と つよく てを つかんで くれた

かあさん きっと たいへん だったと いま おもいます。

やまは きけんが いっぱいです。

はしったら ころげるし 

ほかのひとを まきこんだら たいへんな ことに なるでしょう。

ほんとうに ぶじ おりて こられて たすかり ました。

いい たいけん でした。

かあさんたちの ほんとうの たいへんさが わかり ました。

パニックに なると うごけなかったり はしって にげようと したり

それで きけんに まきこまれる から 

がんばって とめたり するのですね。

ひかりが つよい かあさんでも ときどき つかれるのも りかい できました。

 

(過去問題集)の といが まあまあ とけるように なり

じしんが ついて きました。

そういう たいけんも ひつよう なのですが

かんきょうの へんかに たいおう できるように 

こうそつにんていの しけんの かいじょうの ふんいきも つらい けど

はかせ がんばります。

まいかい あたらしい かいじょうで とまどう のですが

しんさんが いるから がんばれます。

と いいたかった のです。

おわり